大地震から2年。福島のいまを知っていますか?
NHKスペシャル 動画 「3.11 あの日から2年 福島のいまを 知っていますか?」
■NHKスペシャルで福島のいまを知る
東京電力福島第一原発事故によって、世界がその名を知ることになった福島。依然15万人もの人々が故郷を離れての生活を余儀なくされ、放射性物質による汚染は続いている。しかし、世界も注視するこの異常な状況は、断片的には報じられるものの、トータルとして伝えられることはなかった。住民はどう移動し今どこにいるのか。大地の汚染はどう変化したのか。そして、人々の暮らしや健康への影響はどこまで分かり、これから人々はどう生きていこうとしているのか・・・。
福島の全体像を知ることは、私たちが、今後、どこにどんな支援を重点的に行うかを検討する上でも、最も欠かせない作業だ。 番組では、2年間に集積された膨大なデータを分析し、放射能汚染の推移、全住民の移動状況、除染の実施率などの最新状況を3D地図に可視化。
それぞれを重ね合わせることで、課題のある地域を浮かび上がらせ、カメラを据える。そこで見えてきた一つ一つの課題が、福島全体にどのような影響を及ぼしているのかを検証。最も困難な復興の道のりを歩む福島の、再生への手がかりを探っていく。 【引用元記事】
■私は東北に住んでいます
当時、私は宮城県仙台市のビルにいた。
8階建てのビルの8階でパソコンにて作業中、携帯電話から緊急地震速報がなる。
床が抜けるのではないか、ビルが折れるのではないかと思うほど揺れた。
小学校の体育館に避難したものの、何度も余震が続き不安が無くならなかった。
近くにある商業ビルで働いているであろうアパレル販売店員は、
短いスカートに薄手の洋服。当日は雪が降っていたため、寒さと不安で泣いていた。
翌日、車で自宅まで戻ったのだが、いつもは除雪されている国道がカチカチに
凍っていた。そのためいつもは1時間で着くはずが3時間かかった。
ちなみに都市部で困った出来事のひとつに、有料駐車場が入り口や出口のバーが開閉
するタイプ以外は、駐車場から車を出すことが出来なかったこと。
だから今でも、地面から鉄板が上がるタイプの駐車場には車を停めない。
食事やライフラインが無くなり、毎日が不安だった。
でも家族の結束が強くなったきっかけになったのも覚えている。
ろうそくであかりを灯し、運良くあった反射式のストーブ。
家族全員が一カ所にあつまって、ラジオを聞きながらただひたすら
電気・水道・ガスの復旧を祈る。
電気がついた時には、みんなで拍手した。
当たり前の事が当たり前じゃなくなった経験をしたことは
今の自分にとてもプラスになっていると思う。
震災当時の記憶を忘れず、今生かされていることを幸せに
感じて生きていきたいと思う。
NHKスペシャル 動画 「3.11 あの日から2年 福島のいまを 知っていますか?」(CMの後に本編が始まります)
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