未来の記憶

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新しい自分になって、自分以上の実力を発揮する方法!   【日経Biz】

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■自分で苦手意識を作っている

 

4月に入って部署が替わられた方や、役職などが替わられた方もいるかと思います。新しい環境で、成果を出していくためにはセルフイメージが重要な鍵といえます。

 

自分は人前で話すのが苦手とか、リーダーシップをとるのが苦手という人は、セルフイメージが苦手意識をつくりだしていますので、苦手意識を克服するためには、モデリングという手法が役に立つのです。モデリングとは、誰かになりきったつもりで、自分以上の実力を発揮する心のスキルといえます。今回は、誰でもできるモデリングを紹介しましょう。

 

「こんな場面で、こんなふうにできたらいいのに・・・」と思うことはありませんか?

 

例えば、会議で発言するときや、商談するとき、プレゼンテーションの場面、重要なことを決定するとき、部下を指導するときなどです。そんなときに、自信を持って、ぶれない自分でいたいと思う人は多いと思います。だけど、難しい……というときに、モデリングが役に立ちます。

 


モデリングはこのような場面でこんなふうに行動してみたいというとき、そのように行動できるであろうモデルを一人選んで、その人になりきってその行動をしてみるというものです。


 

■ジョブズのようになりたい

 

例えば、スティーブ・ジョブズのようになりたい。坂本竜馬みたいになりたい。イチローのようになりたい。と思えば、その人だったらこのような場面で、どのように考え、どのように決断し、どのように行動するのかなど、その人になりきって考えたり、行動するのです。すると、自分自身のセルフイメージではできないようなことさえもできてしまうというものです。

 

簡単な方法は、自分でなりきりたい人を決めて、その人になりきって仕事をすればいいのですが、専門的にやってみたい方は、次の手順で行うこともできます。

 

モデリングの正式な手順は以下の通りです。

 

1・うまくできていないことで、うまくできたらいいなと思っている行動を1つ選ぶ。

 

2・そのことをうまくやれるモデルを1人思いうかべる。

 ※モデルは映画やドラマなどの登場人物でもよい

 

3・心の中で映画監督のように、その場面でモデルとなる人がとてもうまく振舞っている様子をイメージする。目に見える振る舞いだけでなく、音の要素も確認する

 

 -必要があればモデルの振る舞いを自分の満足の行くように演出して修正する

 -自分以外の人たちが登場しているのであれば、その人たちのモデルに対する反応も観察し、必要があれば修正を加える

 -満足できる結果と一致するまで行う

 

4.モデルと自分を入れ替えてその行動を確認する。必要があれば、自分の振る舞いを修正する

 

5.4で確認した自分の中に入り込む

 (1)イメージの場面を当事者として最初から体験する。

  そのときの身体の感じや周囲の人たちの反応に注意を払う。

 (2)うまくいかなかったり、気に入らない感じがある場合は、

  もう一度3のステップに戻って修正をしてから、再びモデルの中に入り込む。

 

6.この新しい行動のきっかけになる切り替えスイッチを見つける

 ※視覚的なもの、心の声、行動などを組み合わせてスイッチをつくる

 ※例えば、自分が発言するときに心の中で「よし」という声をスイッチにして、

  それをきっかけに切り替えるなど

 

7.近い将来この変化が必要になるであろう場面を思いうかべ、切り替えスイッチを

意識して、新しい行動を体験する。

 

自分自身のセルフイメージを超えて、なりたい自分を手に入れて、仕事もプライベートも楽しく充実した時間になることを願っています。 

 

■作者の紹介
加藤史子(かとうふみこ)

ホームページ
http://www.kokoro-genki.net/
http://www.happy-puppet.net/

 

 

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