クローズアップ現代 「生物に学ぶイノベーション 生物模倣技術の挑戦」
クローズアップ現代
放送概要
軽く、かたい「アワビの貝殻」の構造をまねした新素材でつくる宇宙船、炭素繊維より軽く、強く、しなやかな「クモの糸」でつくる自動車のボディー、壁や天井を自在に移動する「ヤモリの足」の仕組みを取り入れた強力な粘着テープ。いま、厳しい生存競争の中で生物が進化させてきた機能を模倣する「バイオミメティクス(生物模倣技術)」により、革新的な技術が次々と生まれようとしている。
電子顕微鏡やナノテクノロジーの進化により、生物の「神秘のメカニズム」を分子レベルで解明、再現できるようになってきたのだ。次世代技術として期待される一方で、日本では昆虫学や動物学の研究者と工学系の技術者との連携が弱く、製品化の動きは欧米に大きく遅れを取っているのが現状だ。“生物のパワー”をどう技術開発に生かし、イノベーションにつなげていくのか。加速する企業や大学での研究の最前線を追い、可能性と課題を探る。【引用元】
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クローズアップ現代 「生物に学ぶイノベーション 生物模倣技術の挑戦」
- 作者: 井上達彦
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2012/03/08
- メディア: 単行本
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